【イベント開催報告】「社員ボランティアのすそ野を広げるための次の一手は? - グローバル企業の実践事例から学びあう」〜 ETIC. / World in You 共催特別セッション
9月30日に「社員ボランティアのすそ野を広げるための次の一手は?〜グローバル企業の実践事例から学びあう〜 ETIC. / World in You 共催セッション」を開催いたしました!
今回のセッションは、グローバル企業で社会貢献や社員ボランティアの推進をリードしている佐藤克哉さん(アメリカン・エキスプレス・インターナショナル, Inc.)、松山亜紀さん(キンドリルジャパン株式会社)をお迎えし、自社のボランティア活動をどのように進化させ、現在直面している課題(特にボランティアに参加する社員をどのように増やすか)にどのように取り組んでいるかを詳しく伺う貴重な機会となりました。
講演では特に以下のポイントについて共有いただきました。
- ボランティア活動が社員のエンゲージメント向上に与えた効果的な事例(会社のボランティアとしてゴミ拾いなどに参加することで、社員の帰属意識が高まった)
- 企業文化とのフィットを図りながら、社内でボランティア活動の理解を深める工夫(自社のカラーにあったボランティア活動を実践する)
- 多様な社員が参加しやすいボランティア活動を促進するための、柔軟なプログラム設計(参加対象者・場所・時間の選択肢を提供する)
また講演後のワークショップでは、参加者が抱える課題(組織全体でボランティア文化が浸透していない、自社らしい社会貢献とは?、社員のスキルを活かせるボランティア活動の創出方法など)について、互いの実践や経験を共有するなど活発な意見交換が行われました。
今後も、ETIC. / World in You 共催セッションでは、CSRやサステナビリティの推進に携わる皆さまがつながり、共に学び合う場を提供してまいります。次回もぜひご期待ください!
◆ゲストスピーカー:
佐藤 克哉さん
アメリカン・エキスプレス・インターナショナル, Inc.
広報担当 バイスプレジデント
大学卒業後、総合PR代理店にてキャリアをスタート。その後、日本コカ・コーラ(株)に転じ、社内コミュニケーション、CSR/イベントスポーサーシップ、ブランド(商品)広報、企業広報、デジタル広報などの業務を歴任。ジョンソン・エンド・ジョンソン(株)コンシューマーヘルス部門のコミュニケーション・パブリックアフェアーズチームの責任者を経て、2017年6月アメリカン・エキスプレスに入社。2022年6月より部門全体の責任者として対外コミュニケーション、社内コミュニケーション、コーポレートサステナビリティ、ソーシャルメディアコミュニケーション全体を統括し、2023年1月より現職に着任。
松山 亜紀さん
キンドリルジャパン株式会社 Social Impact(社会貢献)担当部長
2006年より認定NPO法人フローレンスの会員、2008-2018理事を務める。2011年の東日本大震災後より日本IBMの社会貢献部門にて、キャリア教育、NPO支援に関わる。2019年より、セールスフォース・ジャパンのPhilanthropyディレクターとして、「1-1-1モデル」による社員のボランティア活動、助成金プログラム、製品寄贈を通じた非営利セクターの社会課題解決を支援。2022年より現職、キンドリルジャパンのSocial Impact(社会貢献)リーダーとして地域社会をサポートし、助成金やボランティア活動を通じて重要な社会課題の解決に取り組む。NPO法人ArrowArrow理事、一般社団法人こども宅食応援団理事、江東区男女共同参画審議会委員。
◆主催:
特定非営利活動法人エティック
一般社団法人World in You