World in Youでは、より良い社会づくりに取り組んでいる様々な団体の想いや活動内容について伺いながら、皆さんにもお届けしようと、対談シリーズ「World in You × Org」を行っています。

第7回は、親や身近な大人を頼れない15〜25歳くらいまでの若者が孤立せず、自立にむかえるよう、若者の社会サンカクを応援するNPO法人サンカクシャ代表理事の荒井 佑介さんにお話を伺いました。

本記事は対談のまとめ記事です。対談の全内容はYouTubeでお楽しみください。
(聴き手:三代 祐子、議事メモ:小沼 瑠美、記事:山本 未生)

社会課題に関心がなかった大学生が、ホームレスとの出会いで人生が変わった

サンカクシャは親を頼れない若者たち、特に15歳から25歳くらいまでの若者のサポートをしている団体です。団体のウェブサイトのイラスト(下記)が表すように、困難な背景をもつ若者たちと、街を作ったり一緒に生きていく仲間になりたいと思っています。

(サンカクシャホームページより抜粋)

今年で団体設立5年目で、居場所1拠点、シェアハウス3拠点、住まいのサポートを行う個室5部屋を運営しています。若者に仕事を提供してくれる企業は約20社あり、今約250名の若者をサポートしています。

私は、サンカクシャを設立する前、2008年頃からこういう活動をしていました。当時大学1年生で、両親が教員で少し保守的な家庭だったので、多少反発して生きてきて、大学にあまり馴染めずにいました。社会課題には何の関心もなかったのですが、学校帰りに新宿駅で急に階段に座り込んだおじさんがいたので、「大丈夫ですか?」と声をかけたんです。「俺はホームレスだ」と言われ、おじさんの身の上話を3時間聞いてしまったのが、私が人生を踏み外したきっかけです(笑) 大変な環境を生きてきたおじさんの話が面白く、「終電なんでさすがに帰ります」と言ったら、「また来週も話そう」と言われて、翌週も会って話したらコーヒーをおごってくれました。正直言うと学校の授業よりずっと面白く、自分が知らない世界に触れて、関心を持つ領域が初めてできました。

そこからホームレス支援に関心を持ち、色々な団体のボランティアをしてきました。私は、ちょっと太っているおじさんにお腹をツンツンして「元気ですか?」と話しかけるノリの大学生だったのですが、皆さん衣食住よりは話し相手を求めてると言っていました。話し相手になることがすごく大事なんだと感じました。

2008〜2009年頃は、若年ホームレスに多く出会い、自分に年が近い20歳の人が路上生活をしていることに衝撃を受けました。彼らは、幼少期から色々課題があると言っていました。「子どもの貧困」という言葉に出会い、東京都豊島区で学習支援をしている団体でボランティアを始めました。生活保護を受けていたり、生活が困窮し、ろうそくで生活していたりする子の勉強をみる中で、全く勉強できなかった子や学校の先生から「お前は高校に行けない」と言われていた子が進学したりと、感動的なエピソードが沢山ありました。

 

親を頼れない若者たち~支援のギャップに立ち向かうサンカクシャ

ところが、入学してすぐに中退する子たちが続出しました。高校を中退すると支援がないことに気づき、高校生年代のサポートをしようと立ち上げたのがサンカクシャです。

サンカクシャが支援している方々は、親がいなかったり、暴力を受けたり、生活困窮など様々な理由から親を頼れない子たちです。10代20代で親を頼れないとなると、色々なことを一人でやらなくてはなりません。加えて、虐待を受けていたりすると、ダメージを負っていて、生きていくこと自体がさらに大変になります。一人で生きていかなくてはならない若者を、私たちは、血のつながりがなくてもサポートしていきたいと思っています。

親や身近な大人を頼れないと、虐待のケースで顕著ですが、人間を信頼するというベースがなくなります。通常、日々人に会う際に「この人は自分に害を与えるか?」とはあまり考えませんよね。ですが、若者たちがバイトをしてもすぐ辞めてしまう背景には、ここが大きく影響していると思います。人と会うときにすごく精神的なエネルギーを使うのです。

もう一つが、否定されたり、「お前は何やっても駄目だ」と言われて育ってきている子たちも多く、彼らは本当に自信がありません。まず色々なことをやった体験もなければ、何かやって上手くいった経験がないので、「これをやったら上手くいくんじゃないか」という思考回路がないのです。基本的に始める前から自信がなく、やらないから、結果自信も生まれない、というサイクルが起きます。そういう子たちに私たちが「手を差し述べます」と言っても「いや、自分なんかいいです」となったり、そもそも私たちを信頼してくれません。

ですので、支援を届けるのがすごく大変ですし、孤立しやすい。行政と若者はかなり距離が遠いのが現状です。私たちが10代の頃を考えても、行政に相談するなんて想像もしたことがなかったですし、行政の人たちも、若者に接するにはどうしたらいいか悩んでいます。

子ども・若者への現在の支援の現状をみると、「子どもの貧困」という言葉の広がりとともに、小中学生への支援は増えてきたのですが、高校生や18歳以降の支援は、ほぼないんです。今私たちは、20歳以上でも利用できる居場所を豊島区でつくっていますが、決して近くない関東圏から「行きたい」という連絡が来ます。何歳になっても居場所は必要だと感じています。

(サンカクシャプレゼン資料より抜粋)

 

(サンカクシャプレゼン資料より抜粋)

 

居場所支援~人々の善意で生まれ続いてきた空間

具体的な事業の1つ目が居場所づくりです。一番最初は築80年の古民家を借りていました。駅前のマックで若者に勉強を教えていたら、SNSでつながった方が、持っている古民家を貸してくれたんです。場所を持つと、気づいたら20、30人が集まるようになりました。

その家の取り壊しが決まり、区の方が、お金持ちのおばあちゃんを紹介してくださいました。お家に伺ったら、Gucciの服を着た犬がいました。一生懸命活動の説明をしていたらその犬がすごく私になついたので、「この子に場所を貸してあげよう」ということになり。豪邸を月3万で貸してくれ、おばあちゃんは引っ越しをしてくれたんです。

その後、その物件も売却が決まり、紹介されたのが今の居場所がある物件です。こんな形で生まれたのがこの拠点で、こういうことの連続でサンカクシャは生き延びています。下記写真が今の居場所で、イケアさんが内装の提案と約150万円分の家具の寄付をしてくださいました。ここは今週4日ほど開けていて、いろんな大人も来たりしています。

(サンカクシャプレゼン資料より抜粋)

 

ゲームを通じたつながりづくり

サンカクキチの隣の部屋には、ゲーミングPCを8台置いています。若者たちはなかなか相談しないと言いましたが、歳が離れるほど仲良くなるのがすごく難しいのです。そこで、私は彼らと仲良くなりたい一心でゲームをしていたら、気づいたら自分がハマっていました。彼らと一緒に何回も朝を迎え、昼夜逆転しながらゲームをしていると、彼らは心を開いてくれて、気づいたら相談をくれることがあります。

居場所をつくる際に、ゲーミングPCを置きたいと思い、PCメーカーほぼ全社にメールを送ったら、サイコムさんという企業が無償提供してくれ、応援してくれています。こうして私たちは、ゲームなども使って若者と繋がったり相談支援を行っています。

(サンカクシャプレゼン資料より抜粋)

 

職の支援:安心できる環境での仕事体験を通じて若者がネクストステップへ

サンカククエストという、ゲームっぽい事業名で、地域から単発や長期、有償無償様々な仕事の依頼を受け、若者たちが安心できる空間で仕事の体験が積めることをコンセプトにやっています。

依頼元は、豊島区を中心とした地元の企業で、私たちの知り合いの方々です。皆さんある程度失敗を許容してくれ、若者の自信をつけさせるところに共感してくれて、チラシの封入、動画編集、ウェブサイト制作など、いい仕事を提供してくれています。これを通じて若者たちが自信をつけ、その若者をアルバイトで採用するという企業も増えています。

(サンカクシャプレゼン資料より抜粋)

 

居住支援~ニーズがあるから覚悟を決めて

2020年7月から居住支援も始めました。きっかけは、深夜にホストをしている子から電話がかかってきて、コロナの影響でお客さんがつかず、寮付きの仕事を首になってしまったと聞きました。お金はなかったですが、彼のために物件を借りて、シェアハウスを作りました。

そうしたら口コミで相談が来て、あっという間に定員が埋まり、ニーズの大きさにびっくりしました。住まいを増やしていったら、常に定員が埋まるぐらいで、待機者も多くいます。

10代で家出して、生きていく自信がない、路上にいて寒くて死にそうという相談が相次いでます。身分証も持たず、所持金も仕事も、服もない。私たちは、まず住まいを提供し、身分証の再発行や、日払いの仕事を一緒に探したり、一人暮らしできるようになるまで1年半ぐらいかけて伴走しています。現在21名が入居していますが、シェアハウス卒業後もサポートが必要な子も多く、約60名を支援しています。

シェアハウスでは色々な事件が起こります。盗難や喧嘩で壁に穴が開いたり、自殺未遂をして私が身元引受人として山奥の警察署に迎えに行く、などは頻繁にあります。

住まいの支援は非常に大変なのですが、行政の支援がほとんどないのです。既存の住まいの支援は、ホームレスの大人、高齢者、障害者向けで、若者が利用する想定がなかったのだと思います。そこで、全国各地で居住支援をしている団体とネットワークを作り、政策提言していきたいと思っています。今は民間が身を削って、若者の住まいの支援をしているため、これを変えていきたいです。

(サンカクシャプレゼン資料より抜粋)

 

若者の安心と成長を支える『実家』のような存在

サンカクシャが若者と繫がるルートとしては、行政からの紹介が多いです。加えて、私がゲームのアカウントでつぶやくと、Twitter経由で相談が来たり、サンカクシャのWebサイトからの問い合わせや口コミも増えています。

つながった若者には、まず安心安全な場として、居場所、シェアハウスなどを提供します。その後、数年間をかけて、一人ひとりと丁寧に、虐待の傷を癒したり、自信をつけて働いたり生きていけるようになるまでをサポートします。

サンカクシャの支援のゴールは、ある種「実家」のような機能だと思っています。

数年間、密な時間を過ごすと、彼らは友だちができたり家庭を持って、自然と離れていきます。そうなっても、たまに顔を出せる、困ったときに相談する、切れない関係をつくるのが大事です。大変な中生きてきた子たちが自立するのは難しいことなので、何かあったときに頼れるような、切れない関係を築きながら、自然に離れていけるようなサポートをしていきたいです。

(サンカクシャプレゼン資料より抜粋)

 

都市でキャッチして地域で生きていくモデルへ

今後の展望のひとつとして、親を頼れない子たちは都市部に集まるので、東京に拠点があると彼らとつながりやすいと考えています。ただ、都市部では犯罪に巻き込まれたり、一人暮らしするにはハードルが高い。

そこで、サポートの拠点を、東京から1時間半ぐらいの場所につくる取り組みをしていきたいです。東京でキャッチして、地方や都市部でないところで生きていくモデルをつくりたいです。

また、「ヨルキチ」といって、居場所の深夜帯の開放という無茶な取り組みを最近しています。夜22時から朝まで居場所を開けると、すごく盛り上がります。若者たちのゴールデンタイムは深夜なんですよね。対面で24時間やっているところは意外と少ないんです。

 

個性豊かなスタッフが若者と絆を築く

サンカクシャはスタッフが約20名で、大半が週4などで兼業しています。兼業先が面白く、お笑い芸人や女優をやっていたり、飲食店を立ち上げ中の人たちがいます。現場スタッフが、30歳前後で比較的若者と年が近く、彼らに加えて「おかん」と呼んでいるベテランの事務局が守ってくれています。私が暴走しがちなところを、おかんたちが時に叱ってくれるというバランスで成り立っています。兼業メンバーが沢山いて、サンカクシャをきっかけに他の仕事につく人もいる、そんな組織でありたいと思っています。

 

現場で向き合いながら、経営力も高めていきたい

これまでのサンカクシャは、1人の子と繋がり、その子のために支援をしていったら、同じようなニーズが沢山あり、今では約250人を見るところまで広がってきました。お金があるから活動しよう、というのではなく、この子を支援するにはどうしたらいいんだろう、とひたすら知恵を絞って、ないものを形にしてきて今に至ります。

ないものを作ってきたので、制度が追いついてない領域ー人が手を出しにくい深夜帯の支援や住まいの支援など、大変なところにどんどん突っ込んでいくことを、サンカクシャのスタンスとして大事にしてきました。

今は約7000万円の規模になりましたが、助成金の比率が80%で、助成金は単年なので、経営的には危険な状況です。ですが、サンカクシャがリスクを背負って必要な支援を行い、私たちが困ったり葛藤したり悩んだりすることも、色々な人に発信して、助けてもらってきました。ある種、社会に背中を預けて、困難な若者に飛び込んできた感じです。

今後は、団体として中長期の戦略をつくり、団体の戦うステージを上げていきたいです。今までは、私が現場から必要な活動を作り、必死にお金を集め、必死に採用して何とか生きてきた、パワープレーでやってきたところがあります。ですが、色々な人の知恵を借りながら、経営の基盤強化について考えなくてはいけない時期だと思ってたときに、今回のWorld in Youのボードフェロープログラムのお話をいただき、すごいいい機会だなと思っていたところです。

個人的な悩みでもあり、NPO全体としても大きな課題として、経営陣がいないという課題があります。現場のスタッフが各事業のことは考えてくれるのですが、サンカクシャの経営や中長期のことを考える人間が中々いないんです。色々な人に経営のことを考えてもらえる枠組みをつくるところで、今回ボードフェロープログラムでご一緒したいと思っています。

 

Q&A

 

- 一人ひとりとのご縁に飛び込む姿勢、そしてその背後にいる多くの似たような人たちへの支援を積み重ね、お金とや人が揃ったからやるのではなく、やっていく中で色々なサポートがついてきているところに、感銘を受けました。
重いケースに対応するときには、団体内でのスキルや外との連携の面ではどうしていますか?

重たいケースは多く、特に住まいの支援の利用者は大変な状況の子ばかりです。犯罪に関わってしまう子、基本的な生活ができない子も多いので、私自身、キックボクシングで体を鍛えたりもしています。サンカクシャだけでそういうケースをみることは基本なく、弁護士、医者、警察、行政など、外部と連携する体制に加えて、弁護士やソーシャルワーカーなどが内部でスーパーバイザーとして、アドバイスしたり面談に入ります。

サンカクシャのスタッフは、支援専門職ではなく、本人にフラットな目線で関わることを大事にしています。普段お笑い芸人をやっている人間たちが、本人と仲良くなるということにスタッフとしての強みを発揮しています。

 

- リーチしにくい子たちにどうリーチするかについて、荒井さん一人でゲームやTwitterするだけでは大変だと思うので、連携もしているのでしょうか?

私たちを選んでもらわないといけないので、「この人は相談に足る人間なのか」を知ってもらう必要があります。私は一時期、VTuberーバーチャルYouTuberデビューしてゲーム配信をしていたことがあり、認知を広めるのに役立ちました。

貧困ビジネスをやっている人は、Twitterなどで「家出しました」という若者にDMをひたすら送っていたり、営業努力がすごいのです。私たちもちゃんと営業して、彼らと繋がるような努力をこれまでもしてきたと思います。

最近相談が多すぎてそこまでできていないのですが、「ドッジボール大会やるよ」と声をかけると、地元のヤンキーがきたり、「ゲーム大会やるから知り合い誘って」というと、類は友を呼ぶのか似たような子が沢山来ます。これから団体としてもそういう営業をするチームを作っていきたいと思っています。

とはいえ、繋がった後が大事なので、繋がった後ちゃんと支援できる体制をしっかり作っていきたいです。

 

- 組織について、若めの現場スタッフとおかんの事務局のコンビネーションが素晴らしいと思いました。それは意図してそうしたのですか?

これも完全にご縁で、団体設立時に、困って泣きついて「理事やってください」と頼んだ方が今の事務局長で、認定ファンドレイザーでもあります。そして、最初にボランティア募集したときに、公認会計士の人が「若者と関わりたいです」と来てくれ、経理を担当してくれました。そういう人たちが、現場をリスペクトしながら、創業期から事務局が強化してくれたのが、本当に大きいです。

だからこそ、現場では必死に若者を見ていくこと、現場発でお金を取ってくることは大事にしていて、今年間20本ほどいただいている助成金を、おかんたちがまとめてくれています。やはりそういうチームがないと成り立たないですね。暴走する若手とおかんのいいバランスだと思っています。全部人の縁です。

 
- 荒井さんが、目の前にいる人のことを自分ごととして共に居続ける、一緒にやり続ける姿勢へのドライブはどこから来るのでしょうか?

私はおばあちゃんと一緒に住んでいたのですが、彼女は死ぬほどおせっかいな人で、人のために何かしなさいというのを幼少期から植えつけられました。親ではなく、利害関係があまりないおばあちゃんがそう良い関わりをしてくれたのがよかったのです。それが、まさに自分たちが今、若者と親との間に入ってるのと似ていると思います。

学生の頃から、お世話になった恩師のような人たちが沢山いて、恩返ししている感じです。

私は、社会課題というと、そこまで関心を持てないのですが、目の前の人に情熱を注ぐタイプです。良し悪しはありますが、人間一般には興味がなくても、近くで困っている人にはすごい力を割いてしまうんです。このバランスの悪さがエンジンなのかもしれません。

 
- 私は、「おせっかいが世界を救う、世界を変える」と思うので、一人ひとりが誰かにおせっかいできたら、どんな団体がやるよりも早いんじゃないかと思っています。
サンカクシャあるいは荒井さんとして、身の危険を感じる場合など厳しいケースがきたときにどう判断をしているのでしょうか?

身の危険を感じることもなくはないですが、やはり他の子に被害が出ないように、というのを意識しています。居場所などに行けない子は一定数います。そういう子は個別に関わることを大事にしています。

また、サンカクシャとの相性でいうと、今ある支援や公的支援を使える子は、サンカクシャではないほうが良い場合があります。例えば「ちゃんと勉強したい」子がサンカクシャに来ると、ゲームに誘ってもよくないと思うので。ただ、「行政の支援は嫌です」という子や、行政の支援メニューが足りないところでは、サンカクシャが合っている場合があります。学校でも難しい子で、ゲームしながら生き方を模索するなら、サンカクシャなど。相性がありますし、役割分担が大事です。サンカクシャに合わない場合は、他団体に紹介しています。

取りこぼされる子や問題を起こす子が個人的にすごく好きなので、そういう子とどんどん関わりたいなと思います。実際に関われる人は限られますが、必要性があると思います。テロなどの未然予防の意味合いも強まってきていると思います。

 

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