BFP2021

非営利団体と民間企業間の協働を支援し、社会にインパクトを与えるリーダーシップ育成を行うボードフェロープログラムが、2021年7月~12月の6か月間かけて行われました。プログラム第1期は「インクルージョン&エンパワメント」、特に、女性が産後も本来の力を発揮、活躍し続けられる社会の実現をテーマとし、産前産後の女性のウェルビーイングやエンパワメントに取り組む3つの非営利団体 —NPO法人きずなメール・プロジェクト、認定NPO法人ノーベル、NPO法人マドレボニータが参加しました。民間企業等からは、JPモルガン証券株式会社の社員を含む多様な15名のビジネスリーダー、大学教授、弁護士、医者らが参加し、非営利団体と社会課題解決に向けた議論・協働を行いました。

 

第1期参加団体

NPO法人きずなメール・プロジェクト

新しい命を授かり、誕生する際に生じる孤育て・産後うつ・乳幼児虐待などの社会課題に対し、「きずなメール」というテキストメッセージで「弱いきずなでゆるやかにつながり続ける」ことを事業として展開することで取り組んでいる。

認定NPO法人ノーベル

子どもを産んでも当たり前に働ける社会を実現するために、母親だけの忍耐や努力で成り立つ両立を「納得して働ける、納得して預ける、心身ともに余白をもつ」という3つの軸で解決を目指している。現在は、訪問型病児保育事業と施設型一時保育事業を中心に地域社会で助けあえる仕組みづくりに総合的に取り組んでいる。

NPO法人マドレボニータ

産後が起点となる3つの社会課題、①産後うつ②乳幼児虐待③夫婦不和の予防・解決のために、母となった女性が、産後の養生とリハビリに取り組み、本来持っている力を発揮できる社会の実現をめざし活動。主な3つの事業は、①産前産後ケア教室事業②インストラクター養成事業、③後に関する研究開発事業。

第1期ボードフェロー

◆団体参加者
高 亜希    認定特定非営利活動法人ノーベル
吉田 綾    認定特定非営利活動法人ノーベル
兼城 裕奈   認定特定非営利活動法人ノーベル
大島 由起雄  特定非営利活動法人きずなメール・プロジェクト
オノヘレ 浩子 特定非営利活動法人きずなメール・プロジェクト
増田 ふみこ  特定非営利活動法人きずなメール・プロジェクト
中桐 昌子   認定特定非営利活動法人マドレボニータ
山本 裕子   認定特定非営利活動法人マドレボニータ
永野間 かおり 認定特定非営利活動法人マドレボニータ

◆ビジネス・ソーシャル・アカデミアセクター参加者
石田 祐 宮城大学/認定NPO法人 杜の伝言板ゆるる
宇津澤 紀子 一般社団法人ドゥーラシップジャパン
浦崎 めぐみ 株式会社NTTドコモ
大原 康子 クリエイティブマムズリンク
加藤 格 JPモルガン証券株式会社
黒川 あずさ 株式会社オレンジページ
小林 貞代 KODOMOLOGY株式会社
柴田 春奈 ロート製薬株式会社
清水 隆司 株式会社NTTドコモ
西村 仁志 パーソルキャリア株式会社
根本 剛史 西村あさひ法律事務所
橋本 和良 一般社団法人りぷらす
松山 亜紀 株式会社セールスフォース・ドットコム
丸木 崇秀 損害保険ジャパン株式会社
吉田 穂波 医師・医学博士・公衆衛生学修士

 

ボードフェロープログラム第2期は、「女性のはたらく」をテーマに2022年夏より開催予定です。

参加に関心のある団体・企業・個人の方は、こちらからお問い合わせください。